金, 5月 26, 2006

How to Become an Early Riser

Posted in Uncategorized @ 8:59 by jayo

早起きできるヒトになるコツをWebで見つけた。How to Become an Early Riserっていうサイト。del.icio.us43 Foldersを検索してて,発見。

コツは簡単。眠くなったら寝て,決まった時間に起きる。それだけ。寝る前に本を読んでて,眠くて進まなくなったら寝ればいいんんだって。

で,試してみました今日の朝。朝6時に目覚ましかけた。そしたら,意外とすっきり目覚めて,気分がいい。早起きするとポジティブになれるから,生産性も高いかも。これぞ,まさにLife Hack。遅く起きた日の,プチ退廃的気分もたまにはいいけれど。

金, 5月 19, 2006

On the origin of Web 2.0 by means of natural selection

Posted in books @ 17:53 by jayo

梅田望夫の『ウェブ進化論』 を買ってみた。夕飯を食べに行くときに、読むものがなかったから。これが、読み始めるとなかなかおもしろいわけです。オープンソース、チープ革命、インターネットの3要素の周りで話が展開されていって、グーグル、ロングテール 、ブログとかについて今後こうなるよみたいなことを示していくわけなのね。読みやすいから、疲れた頭にぴったりです。

イチバン面白かったのは、Google内でのコミュニケーションの話。彼らはBlogやWikiで情報を共有し、「情報自身に淘汰を起こさせる」らしい。つまり、まずは情報をできるだけオープンにして、必要な情報だけピックアップするみたい。これって、インターネットの常識であり、企業社会の非常識であり、民主的で効率的なやりかただと思った。実は情報の氾濫を「情報自身で淘汰」できる仕組みがあって、初めて膨大な情報が意味を持つのだなってことが、この「ウェブ進化論」を読んでわかった。収穫です。

そこで、「情報」についてもう一度考えてみた。

情報って伝達することで価値を減じず、むしろ他の情報と結びついて新たな価値を生むわけです(by Lawrence Lessig )。情報の表現コストは小さくなればなるほど、ヒトの頭から世の中に飛び出す情報量は増える。情報の伝達コストが小さくなればなるほど、情報同士がくっつ いてより大きな価値のタネがどんどん生み出されていく。そして、情報の検索コストが小さくなればなるほど、情報の潜在的な価値が顕在化する。表現、伝達、検索の3つのコストが小さくなったとき、分散された情報は中央集権された情報以上の価値を生み出す。この知識のCreative Commons、表現の自由の産物がInternetの価値の源泉なわけなのでしょう。

広い世の中でなりたつことが、たとえば一つの会社のなかでなりたつかというと、答えは”YES”、かも。つまり、 会社内でCreative Commonsを作り上げることで、その会社全体が生み出す価値ってもっともっと大きくすることができるんじゃないだろか。とある会社のなかにいるヒトの すべての知恵が、瞬時にコストゼロであつまったら、いいアイデアがさくさく生まれるのじゃないだろか。そして、その良いアイデアは付加価値となって、世間 に便益を与えて、企業はその対価(おかね)をもらえるんじゃないだろか。

そのために今はやりのKM(Knowledge Management)が必要になる。それって、BlogとWikiと社内用検索エンジン(社内用Google )とRSSリーダーがあればできちゃうはずだよ。だって、インターネットでできてるんだから。企業が大金を出して買うたぐいのKM専用ツールなんて、ほとんどの場合必要ない。そういう専用ツールはたいてい中央集権的な情報管理体制になっていて、情報表現・伝達コストが大きい。あと、たいていそういう専用ツールはインターフェースがよくなかったりもする。ま、僕の会社が使ってるひどいKMの仕組みの所為で、専用ツールを不当に低く評価してるのは認めるけどね。

さらに細かい話をすると、KM含め本当はERPとかまで全部アプリケーションサーバーみたいので運営したらいいんじゃないかな。各企業はサービス提供会社から、サービスを買うの。KMのサービスとかね。ネットワークの高速化とハードウェアの処理速度向上、高級言語の存在はそれを可能にする。そして、サービス提供会社は、ハード、ソフト、ネットワークをコントロールしながら、フレキシブルなサービスを低コストで提供できるはず(by Paul Graham )。あとは、各企業が基幹情報を外部委託するようになるかどうかが問題だ。

「情報」から、Creative Commonsへ、そしてネットワークサービスへと、僕の思考は漂っていったのです。

Googleといえば、16日火曜日のDILBERT“Don’t be evil” ネタで結構おもしろかったりした。ま、中国Googleの検閲問題 とかいろいろあったりするし。そういう意味で、この本が(少なくも僕の読んだ144ページまでは)、Googleを手放しでほめてるのはどうなんだろなんて思ってみたりして。

火, 5月 2, 2006

Google Hiring Process

Posted in web.article @ 16:30 by jayo

Rocket Boomで紹介してたのでmy interview & job offer from googleを読んでみた。Googleで採用面接を受けた人の体験記なのだけど、詳細に書いてあっておもしろい。

採用の時にどんなひとが出てきて、どんな内容のインタビューをされたのかって言う詳細が載っているだけっていえば、だけ。なんだけど、採用を2日がかりでやるところもおもしろいし、最初は意外とたいしたこと聞かないとか、その場でアルゴリズムを書かせるとか、ホントに具体的にGoogleの採用プロセスがわかる。

著者も言ってるけど、Googleに対する最先端イメージが突っ走っているのは確か、そういう背景があるからこそ、この記事はおもしろい。そして、内容を要約しにくい :-p

採用に2日もかけるって、やっぱりGoogleは人材を重要視している証拠なんじゃないかなと思った。結局、採用にかける時間と物理的オフィス環境がその会社の人材に対する姿勢をはっきり現しているんじゃないだろかな。

ということで、この記事はぜひ目を通してみると楽しいと思う。中に出てくるBrain Teaserっていうクイズは難しくない、なのに解答が複雑なのだけ不思議…

月, 5月 1, 2006

WP JPN Character Display Problem

Posted in blogging, web.tool @ 12:38 by jayo

WordPressに久しぶりにきてみたら、自分の書いた記事が全部文字化けしちゃってました。そこで、Feedback機能でサポートにお願いしてみたら、なんと2時間ほどで、「直したよ」っていうメールが!WPは、サポート対応が素晴らしいね。やっぱり、クレーム対応って顧客満足度を左右する。

自分たちで開発したソフトを自分たちが管理するサーバー上で走らせてるから、高品質なサポートを提供できるのかもしれない。ちょうど、Paul GrahamがThe Other Road Ahead で言っているように。Web-basedソフトウェアの勝利だね。などと、WordPress向けの記事をWritely で書きながら考えたりする。

とはいえ、バックアップもちゃんとやっとかないといけないなと実感。かれらのFAQ を読んで、RSSリーダーでバックアップがとれることに気づかされた。確かに、すごい発想の転換だ。BloglinesみたいなwebベースのRSSリーダーでもいいし、SageみたいなローカルなRSSリーダーでもいいわけ。その上、Writely で記事書いてWPにアップロードすれば、記事を編集履歴つきで保存できちゃうわけです。自動保存の機能がWritelyならあるし。

結局、今回の文字化け事件はWeb-basedソフトウェアのすばらしさを再認識する結果に終わった感じ。