12.29.05

“Annie Hall” by Woody Allen

カテゴリー: movies に 1:03 : jayo

Annie Hallを観た。Woody Allen作品の中でも、Woodyっぽい。独特な構成の中にシニカルなジョークと、リアルな感情描写。

舞台はNY。売れないコメディアンのAlvy Singer (Woody Allen) と歌手を目指すAnnie Hall (Diane Keaton) が主人公。出会って、付き合い始めて、一緒に暮らして、歯車が狂っていって。

Woodyがカメラに主人公の感情を話すってスタイルが、独特。Alvyが子供のときのシーンとか、映画館で薀蓄を披露したがる男がでてくるシーンとか。 なぜか、Eminemの”Guilty Conscience”のPromotion Videoを思い出したりもした。表面のストーリラインと感情の流れが交差してるからかな。AnnieとAlvyの会話シーンの字幕で、頭の中で考えてる ことがでてくるのも、そういう手があるんだって感じ。

彼のジョークは、やっぱりシニカル。人生を悲観したような内容はもちろん、幸せそうなカップルにインタビューするとアタマが空っぽとか。Jewishギャグも、思い切りが良くて気持ちいい。

この映画は身につまされるようなリアルな状況を見せてくれる。AlvyがAnnieにやたらと本や教育を薦めたり、他の男に嫉妬したり、人付き合いを嫌 がったり、分かれた後で未練がましかったり、他の女の子とAnnieを比べたり。笑いながらも、自分のことを考えて恥ずかしくなってしまう。で、終わりに はAlvyとWoodyが一緒くたになって、Woody自体に親近感を覚えるってわけ。

“There’s an old joke – um… two elderly women are at a Catskill mountain resort, and one of ‘em says, “Boy, the food at this place is really terrible.” The other one says, “Yeah, I know; and such small portions.” Well, that’s essentially how I feel about life – full of loneliness, and misery, and suffering, and unhappiness, and it’s all over much too quickly.” (Woody Allen, 1977)

12.05.05

The Curse of the Jade Scorpion

カテゴリー: movies に 0:48 : jayo

Woody Allen“The Curse of the Jade Scorpion”(邦題:スコルピオンの恋まじない)を観た。

舞台は、40年代のNew York。難事件を次々解決してきた保険調査員、CW Briggs (Woody Allen)と業務改善に乗り込んできたBetty Ann Fitzgerald (Helen Hunt)。 犬猿の仲の二人は、ヒスイのサソリの催眠術にかかり、その間だけお互いを大好きに。一方その後、宝石盗難事件が次々と発生してしまう。自分のやり方で解決しようとするCWと現代的な方法を信じるBetty Annはそこでも衝突するけれど、、、っていうお話。

この作品のエンディング、小洒落た感じで大好き。全体に音楽がいいし、Woodyのせりふも面白い。穏やかで軽い雰囲気が漂ってる。それでいて、 Woody Allenっていいこと言ったりする。男を見る目のないBetty Annに「アタマで考えてるからうまくいかないんだ。心で感じるものなのに。脳細胞はアタマでじっとしてるだけだけど、血は全身を駆け巡ってるから視野が 広い。」だって。

Woody Allenっていい。ちっちゃな言葉の端々になんだか親近感を感じてしまう。もっといろいろな作品を観てみなきゃ。彼のよさに気づいたShadow and Fogも。